光野有次さんは「でく工房」を始めた方です。
でく工房を始めたのは光野さん、松枝さん、竹野の三人です。共に佐世保で小学校、中学校が同じだった幼馴染です。
東京に出てきた三人はそれぞれの道を歩みます。
光野さんは工業デザイナーとしてメーカーに就職、松枝さんは芸大の彫刻科の学生に、竹野は設計技術者として自動車メーカーに就職。その三人がなぜでく工房を始めることになったのか。
それは「街の小さな木工所から」(はる書房)という本に詳しくでています。機会がありましたらご覧ください。
今日は光野さんの「ゆり座」を紹介しましょう。
といっても私もまだ実物を見ていないので、本人のコメントを載せておきます。
「ゆり座」は、これまでにない新しい 機構を持ったロッキング座椅子です。
バックレストを後ろに倒すと重心の移 動が起こり、それに伴い独特のカーブを持ったソリ足の形状によって、座席全体が後方へティルト(傾斜)します。仰向けの姿勢に近づきます。
ロッキング機構とあいまってユラユラ ゆれるたびに、腰痛が改善されるというから驚きだ!
どんな椅子なのでしょう。座ってみたいし、我が家に置きたい気持ちになっています。