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1974年、幼なじみの20代の若者たちが、東京の練馬で、小さな木工所「でく工房」を始めました。ものづくりをしていきたいという願いが、太郎くんという少年との出会いをきっかけに、からだに障害のある人たちの道具をつくる工房を誕生させたのでした。


【でく工房のことをもっと知りたいなら】

街の小さな木工所から(増補版)
—障害者の道具作り—
竹野広行

■定価 1785円(税込)
■ISBN4-89984-048-9 C0036
■2004年2月刊
はる書房






注文でつくる−座位保持装置になった「いす」
—障害者の道具づくり・でく工房の30年—
矢野陽子

■定価 1785円(税込)
■ISBN4-89984-043-8 C0036
■2004年1月刊
はる書房





すくい易い食器は、厚生省(現在厚生労働省)の研究助成を受けて2年がかりで開発しました。完成したのは1983年。まだユニバーサルデザインという言葉さえない時代に、すくいやすく持ちやすく倒れにくく、そして、どんな食卓にも違和感なく溶け込むシンプルなデザインの磁器(有田焼)のうつわができたのです。

現在は、東京の西に位置する昭島市に工房を移しています。主に病院や学校を通して、ハンディのある方の椅子(座位保持装置)や、訓練のための道具などをつくっています。

〒196-0002 東京都昭島市拝島町2-11-10
TEL:042-542-7040
FAX:042-542-7078
E-mail  dekumado@deku-kobo.com